YingMei’s blog

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【2019年 鼎泰豊の思い出と炒飯の個人的な悲劇】

わたしの鼎泰豊デビューは上海です。
フランス系大型スーパーの社長は、台中出身の方でした。
社長室で日本語を教えていたわたしを
鼎泰豊に連れて行ってくれたのが始まりです。
今はもうないのですが、上海水城路の鼎泰豊は、
中国語より日本語がよく聞こえてきました。
そこで彼は、何種類かの小籠包と卵炒飯を注文して、
「小籠包が有名だけど、実はこの炒飯がいちばん美味しいんですよ。」
と、教えてくれました。
卵炒飯というのは、
中国人が家の残りご飯で作るイメージのものですが、
当時はその辺のレストランの10倍の値段です。
でもこのシンプルなメニューにこそ、実力が現れると、
そう聞いて食べたあの味が忘れられなく、
あれ以来、わたしは鼎泰豊推しになりました。

前置きが長くなりましたが、
最近の台北鼎泰豊には、この思い出の炒飯が
メニューにないんです。

何年か前までは台北にも、香港にも、
そして京都の鼎泰豊にもあったんです。
なぜか、最近は上に豚肉がのっているんですよ。
この豚肉入りのラーメンもあって、
それもおいしいんですけど、
シンプルなあの炒飯がないんです。
食べたい時は、豚肉つきにするしかないんですね。

鼎泰豊デビューから今年で10年、
鼎泰豊のメニューも変わったんでしょうか。
少し寂しいお話でした。

台北の鼎泰豊では、小籠包のタレを
目の前で、わざわざ作ってくれます。
醤油と酢の配合の書いた日本語の説明書まで
用意してくれているのに、ですよ。笑

台湾だけじゃなく、どこでも鼎泰豊お試しあれ。